甘草(カンゾウ)

甘草漢方薬

正味

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生薬名:甘草(カンゾウ)

科名・属名:マメ科カンゾウ属

学名: ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis Fisher)

スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra Linné)

生息地: 中国東北部から,中央アジアおよび南ヨーロッパの乾燥地

形状: 40~70cmの多年草。根は1~2mで、四方に地下茎を伸ばします。6~7月頃に花をつけ、7~8月頃に実を熟します。

使用部位: 根や根茎を乾燥したもの

種類:ウラルカンゾウ・スペインカンゾウ

特徴:

  • 成分は主に甘み成分であるトリテルペン配糖体:グリチルリチン酸 (glycyrrhizic acid) 等や フラバノン配糖体:リクイリチン (liquiritin) 等 が含まれている
  • 滋養・調和・緩和・消炎・去痰作用から漢方薬の約7割に配合される
  • 製薬製剤や化粧品にも配合される
  • 多量の服用で浮腫、高血圧、低カリウム血症、偽アルドステロン症など起きることがある
  • 食欲減退作用からダイエット用サプリメントとして用いられたことがある
  • 砂糖の150倍以上の甘さがあり天然甘味料としても多くの食品に使われている

薬理作用

  • 消炎
  • 去痰・鎮咳
  • 抗胃潰瘍
  • 肝機能改善
  • 鎮痛
  • 鎮痙
  • 解毒
  • 整腸  など

甘草が使われている漢方薬(約7割の漢方薬に使われています)

安中散,胃苓湯,黄耆建中湯,黄連湯,乙字湯,葛根湯,葛根湯加川芎辛夷,甘草湯,甘草瀉心湯,甘麦大棗湯,桔梗湯,帰耆建中湯,芎帰膠艾湯,響声破笛丸,杏蘇散,駆風解毒散(湯),荊芥連翹湯,桂枝加葛根湯,桂枝加芍薬湯,桂枝加芍薬大黄湯,桂枝湯,桂枝人参湯,桂麻各半湯,堅中湯,香砂平胃散,香砂養胃散,香砂六君子湯,香蘇散,五虎湯,五積散,柴陥湯,柴胡桂枝湯,柴胡清肝湯,柴芍六君子湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯,四逆散,四君子湯,治打撲一方,炙甘草湯,芍薬甘草湯,十味敗毒湯,潤腸湯,小建中湯,小柴胡湯,小青竜湯,升麻葛根湯,秦芁羗活湯,秦芁防風湯,清肺湯,蘇子降気湯,大黄甘草湯,竹茹温胆湯,調胃承気湯,桃核承気湯,当帰建中湯,当帰四逆湯,当帰四逆加呉茱萸生姜湯,独活葛根湯,二朮湯,人参湯,排膿湯,麦門冬湯,半夏瀉心湯,平胃散,加味平胃散,補中益気湯,麻黄湯,麻杏甘石湯,麻杏薏甘湯,薏苡仁湯,抑肝散,六君子湯,苓姜朮甘湯,苓桂朮甘湯 等

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甘草を含む漢方を販売する際の注意点

甘草は登録販売者試験でも必ず問われる生薬です。

しっかりと理解しておきましょう!!

その1

甘草(カンゾウ)やその主成分のグリチルリチンは、多量に摂取することで、稀に偽アルドステロン症 (顔や手足のむくみ、体重増加、脱力感、嘔気など)や低カリウム血症ミオパチー(四肢の脱力や う頭重感 )を起こす副作用があります。

その2

甘草やグリチルリチン含有製剤の副作用である偽アルドステロン症は、女性(男性の2倍)や低身長・低体重で体表面積の小さい人、高齢者に生じやすく、利尿剤やインスリン使用患者では低カリウム血症を起こしやすく、重篤化しやすいので注意が必要です。

その3

一般用医薬品や漢方薬には甘草およびその主成分のグリチルリチンを含むものが多数あるため、薬の併用はしないように注意する必要があります。

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ぶっちゃけ甘草って?

食品にも入ってる甘い生薬

偽アルドステロン症の副作用がある

甘草が入っていない漢方の方が少ないのでそれを覚えよう!

 

 

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